第12回目は山口県周南市にある、文政2年(1819年)創業の株式会社はつもみぢ【原田】です!
『酒蔵として、目指す姿』
移りゆく自然を日本の酒で届ける。
島国である日本は、豊かな自然に囲まれた移りゆく国です。自然との共生の中で季節は四季だけではなく、二十四節気七十二候という細やかな変化を自然の中に感じてきた。自然と人とが係り、役を繋げて造られる日本の季節の酒を身近な人へ届けてゆきたい。やがてこの働きが日本の酒文化の未来へ繋がると信じて。
『四季醸造』
昭和60年に一度休止していた酒造りを復活。小さなサイズで常にフレッシュなお酒を提供できるようにする為、四季醸造のスタイルを取る。大量に在庫を抱えず、無理のない生産コストの中、よりおいしいお酒の提供を大切にしている。原料米は山口県内産の山田錦、西都の雫のみを使用。水も中国山脈の鹿野地域の伏流水を使用しており、地元ならではの良質なものにこだわる。そして、そのお米の旨みを存分に引き出したお酒を造りたいという理由から、全量を純米酒として製造の再開を果たした。
『原田 純米80』
淡麗でキレのある純米酒。
甘味と酸味のバランスが絶妙です。
ぬる燗・熱燗にもおすすめです。
山口県産山田錦使用
精米歩合 80%
アルコール 16度
『原田 特別純米酒 西都の雫』
山口産のオリジナル酒米「西都の雫」を使用した、すっきりとした辛口の特別純米酒。さわやかな飲み口が特徴で冷酒でも燗酒でも楽しめます。
山口県産西都の雫使用
精米歩合 60%
アルコール 16度
ロゴマークコンセプト
『山、色出づる始まり』
日本の「色」のはじまりは、太陽や山々の景色そのものを指し、移ろいゆく自然を表したものでした。「もみぢ」という言葉も、古来は樹種を意味するものではなく、色づく全てのもの、つまり山全体が色づく景色を指しており、社名である「はつもみぢ」は色づきの始まりを意味したそうです。
そうした生命の色づきの始まりを「山々」「太陽」「移ろい」をモチーフとしながら、我々の大義である「移りゆく自然を日本の酒で届ける」という想いをこのロゴマークに込めています。
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