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カタシモワイナリー   Vol.50

  • 3月18日
  • 読了時間: 3分

更新日:6 日前


記念すべき第50回目は大変お世話になっております、大阪府柏原市太平寺にある

カタシモワインフード株式会社【カタシモワイナリー】です!


カタシモワイナリーのある柏原市は大阪随一のブドウの産地で、太平寺地区は聖武天皇が東大寺大仏(廬舎那仏)造立を思い立つきっかけとなった智識寺があった場所です。 ブドウ農家古民家が立ち並び歴史的風情を残します。明治初期、創業者の父、高井利三郎氏によりブドウ栽培に適した大阪平野の堅下(カタシモ)を開墾。大正元年、創業者高井作次郎氏が日本酒や味噌や醤油等の発酵技術を応用してやっとのことでワイン醸造に成功。今もその伝統を引き継ぎ、自社農園では除草剤を使用せず減農薬に取り組み、可能な限り有機肥料を使用した栽培を行っています。


【カタシモワイナリーの歴史】

明治時代

  • 1878年:中野喜平氏が大阪府のブドウ指導園より甲州ブドウの苗木を移植し、柏原での本格的な栽培が始まる

  • 明治初期:四代目代表の高井利洋氏の曽祖父、高井利三郎氏がブドウ栽培に適した堅下村の南斜面を開拓する

  • 1910年~1912年:ブドウ畑の規模を8ヘクタールにまで拡大

  • 当時の柏原は綿花の産地でしたが、輸入綿花に押され、替わりの作物としてブドウ栽培が選ばれる


大正時代

  • 1914年:創業者である高井作次郎氏がワイン醸造に成功し、カタシモ洋酒醸造所を設立

         ブドウ液(ブドウジュース)の製造も開始

  • 1915年:ワイン醸造を開始

  • 1920年:研究開発していたブドウ酒の製造販売を開始

  • 1923年:関東大震災の影響で工場を売却し、現在の太平寺二丁目へ移転する


昭和時代

  • 1934年:第一室戸台風により、畑の65%が倒壊するという大きな被害を受ける

  • 1936年:日本初のワイン用酵母OC2が、現在のカタシモワイナリーで坂口謹一郎氏によって発見

  • 1941年~1945年:第二次世界大戦中、ワインに含まれる酒石酸が軍需物資として軍に統括される

  • 1945年~1955年:第二次世界大戦の影響により、大阪府にあった119件の葡萄酒醸造所が4社に          まで減少する

  • 1968年:カタシモワインフード株式会社として法人設立し、3代目高井利一氏が代表取締役に就任

  • 1977年:フランスからプレス機を輸入し、1983年からはヨーロッパ系ブドウの栽培を開始


平成時代以降

  • 1994年:減農薬栽培の取り組みを始める

  • 2010年:ビオワイン(有機農法によるブドウで造られたワイン)の製造にも挑戦開始

  • 2021年:4代目社長の高井利洋氏の尽力により、日本ワインの地理的表示「GI大阪」に指定される

  • 現在:5代目醸造家の高井麻記子氏が、大阪産の多様なブドウから「たこシャン」などのワイン    を醸造しています


現在も、カタシモワイナリーは地域に根差したワイナリーとして、ツアーやイベントを積極的に開催し、地元への貢献を目指しています。また、ワイン造りの歴史を示す明治〜大正時代の醸造器具などが、国の登録有形文化財に指定された貯蔵庫に展示されています。

かつて日本一の産地だった大阪のぶどう畑を後世に残し、地域と共に歩んで行こうと、醸造技術の研鑽はもちろん、地域と共に様々な取り組みを積極的に行い、「がんばる中小企業・小規模事業者300社」(経済産業省)、農林水産大臣賞(4回)、地域未来牽引企業(経済産業省)等に選出されました。




【カタシモワイナリーミュージアム】



国の指定文化財の貯蔵庫の2階に古い道具などの展示室があります。ワイン造りの歴史ともいえる明治~大正時代の醸造器具に囲まれた空間で、ワインの造りや葡萄の品種など商品の背景まで遡りながらカタシモワインの世界にどっぷりと浸かれる場所となっております。




【カタシモワイナリー散策マップ】

いつでも畑と古民家の並ぶ町を散策できるようにマップを製作してくれています。ハイキングに最適!

お帰りの際には是非、【カタシモワイナリー直売所】にもお立ち寄りください!!


 
 
 

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TEL 072-881-0618

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