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ジャパニーズ・クラフトジン   Vol.45

更新日:2025年12月3日

季の美/MASAHARU/GARAPPA

世界的に高い人気を集めており、日本でも話題の「クラフトジン」。通常のジンよりも個性が強いので、銘柄によって異なる風味を楽しめるのが魅力です。独自のボタニカルを採用するなど、素材にこだわったモノが多いため、上質で味わい深いジンを楽しみたい方にも適しています。



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『季の美』(株式会社京都蒸溜所・京都)

米からつくるライススピリッツとボタニカルに玉露や柚子、赤松や山椒など日本ならではの素材を積極的に取り入れ、伏見の柔らかくきめ細やかな伏流水を使用。ジュニパーベリーの効いたロンドンドライスタイルに「和」のエッセンスを加えたクリーンな味わいを楽しめます。

通常、ジンは全てのボタニカルをまとめて蒸溜しますが、「季の美」の製法は非常に独特で,

11種のボタニカルを特性に応じて

「ベース(礎)」、「シトラス(柑)」、

「ティー(茶)」、「スパイス(辛)」、

「フルーティ&フローラル(芳)」、

「ハーバル(凛)」の6つのグループに分類し、別々に蒸溜した後にブレンドしています。


ベース(礎): ジュニパーベリー、オリス、赤松

シトラス(柑): 柚子、レモン

ティー(茶): 緑茶(玉露)

スパイス(辛): 生姜

フルーティ&フローラル(芳): 赤紫蘇、笹の葉

ハーバル(凛): 山椒(実)、木の芽

度数:45度




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『MASAHARU』(株式会社やまや蒸留所・宮崎)

宮崎県産にこだわり追及した飲みやすさ。

お酒の命ともいえる水は、宮崎県三納村の大自然の恵みを受け、ミネラルを含んだ良質な地下水を使用。ジンには欠かせない「ジュニパーベリー」の他に、宮崎県特産柑橘の「柚子」と「へべす」を一定期間漬け込んでいます。

複数のボタニカルをブレンドするのが一般的なジンですが、MASAHARUジンは、ジュニパーベリーをベースに、柚子、ヘべすの2種類のみのブレンドに絞ることで、シンプルで飲みやすいジンに仕上げました。ボタニカルの香り高さを残しつつ、口当たりは甘い、後味はすっきり爽やかな味です。

度数:47度




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『GARAPPA』(山元酒造株式会社・鹿児島)

焼酎王国“鹿児島”山元酒造の焼酎製造技術を活かし、厳選したボタニカル5種類をそれぞれ蒸留。ボタニカル本来の香りを生かし絶妙にブレンドを行い、日本ならではの伝統・自然・魅力を感じるクラフトジンが誕生しました。ボタニカルは「杜松子、コリアンダー、柚子、橙、ブラックペッパー」を使用。ボタニカルの選定、そして原酒のブレンドを何回も何回も繰り返しある日突然、素晴らしいブレンドができました。これは薩摩川内市に伝わる有名な妖怪「ガラッパ」の贈り物と感じ、商品名を「GARAPPA」と名付けました。

度数:47度



ジンとクラフトジンはどう違うのか?

明確な違いは無いのですが、あえて比べるとすると・・・

ジンとは、蒸留酒の一種で、ベースとなる「スピリッツ=蒸留酒」に、ジンに必須の素材である

「ジュニパーベリー」や他の「ボタニカル(スパイス、ハーブ、フルーツなど)」を加えて風味付けしたお酒を指します。


クラフトジンは、

◎小規模の蒸留所や洋酒メーカーではない企業がつくる

小型の蒸留器を使用する小規模蒸留所が増加し、一回の製造工程で少量のジンをつくる「スモールバッチ」のジンも世界各地で誕生しています。お酒とは無縁の業種の人でもジンの蒸留所を設立したり、OEM(委託製造)を請け負う蒸留所に製造を依頼して、自分のブランドのジンをつくる企業や飲食店なども増えてきました。

◎作り手の技術や想いがこもっている

試行錯誤をして様々な製造方法を試してみたり、ベーススピリッツの素材やボタニカル選びのこだわり、ボトルのデザインに至るまで、つくり手の想いが反映されやすく、小さいメーカーであれば一人でジンをつくってるという所もあります。

◎地域や土地の素材を使ったボタニカル

かつてはキリッとした風味を持つ「ドライジン」が主流であり、ボタニカルもある程度主要なものが使用されていましたが、クラフトジンは、その地域の名産品や、その土地の特性を活かしたボタニカルが素材として使われています。またフレイバーも甘いものや、フローラル、ハーバルと個性的です。


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