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酔 鯨   Vol.29

第29回は高知県高知市にある酔鯨酒造株式会社【酔 鯨】です!


1872年(明治5年)高知市長浜にて酔鯨酒造の前身となる石野酒造が酒造業を創業。

1969年(昭和44年)酔鯨酒造有限会社へ改組し、銘柄「酔鯨」の製造・販売を開始。

2018年(平成30年)吟醸用の「土佐蔵」を高知県土佐市に竣工し、「長浜蔵」と2蔵体制となる。


酔鯨の名前の由来は、初代蔵元と山内家との交流から生まれたもの。土佐藩第15代藩主の山内容堂氏が「鯨がいる海の酔っ払い殿様」を意味する「鯨海酔候」(げいかいすいこう)を名乗っていたことから、酒蔵は「酔鯨」の名を譲り受けることとなりました。初代蔵元もまた、大酒飲みのお酒を愛した人物。ラベルに描かれたクジラの大きな尾びれと”Enjoy SAKE Life”の文字には「鯨が水を飲むように豪快にお酒を飲みほしてほしい」という初代蔵元の想いが息づいています。







『酔鯨 特別純米酒』


お料理に合う純米酒で、ふくらみのある旨味とキレの良い後味は食中酒に最適です。

素材の良さを引き出す為に、精米歩合は55%まで磨き、また麹造りは力強い麹を目指して造り込み、熊本酵母、鏡川の源流水とともに低温でじっくりと醸しました。搾り後は低温のタンクに保存し、出荷量に合わせて適時瓶詰め致しています。


精米歩合:55% アルコール度数:15度

日本酒度:+7 酸度:1.7 アミノ酸度:1.2








『酔鯨 八反錦純米酒60%』


酒米「八反錦」を使用した、爽やかな香りと口当たりの良い飲み口が特徴の純米酒。「八反錦」は酔鯨の造りを代表する酒米の一つです。素材の旨みを活かした純米酒を目指し、精米歩合を60%としました。酵母には酔鯨伝統の熊本酵母を使用し、味わいと香りのバランスの良い純米酒です。瓶詰め後は冷蔵庫に保管し、ご注文に合わせて出荷致します。


原材米:八反錦(広島県) 精米歩合:60%

アルコール度数:15度 日本酒度:+7

酸度:1.7 アミノ酸度:1.0


【長浜蔵】

長浜蔵は雄大な太平洋を望む景勝地「桂浜」にほど近い高知市長浜にあり、酔鯨酒造が創業から酒造りを営んできた酒蔵です。1872年この地に酒造業を創業した酒蔵を継承し、1969年から「酔鯨酒造」として酒造りを営んできました。古き良き日本家屋の仕込蔵で、歴史ある酒造りの伝統と、たゆまぬ革新の努力を重ねた歴代の蔵人の魂を受け継ぎ、酔鯨のレギュラー商品を製造しています。



【土佐蔵】

土佐蔵は2018年に高知市の隣の土佐市甲原地区の雄大な自然の中に最新醸造設備を導入し建てられた酒蔵です。長浜蔵で培った酔鯨の酒造りの伝統技術を受け継ぎながら最新設備を駆使し、最高品質の酒造りに取り組んでいます。土佐蔵では純米大吟醸酒を中心に製造。食の安全という観点からISO22000を取得し、原料米の精米から醸造、瓶詰後の冷蔵保管まで一気通貫して徹底的な品質管理を行い、未来を見据えた蔵です。


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